慢性疼痛をひどくする、「不快感」という感情について

腰痛や肩こり、坐骨神経痛など、慢性的な疼痛に悩まされている人は、数多くいらっしゃいます。
これをご覧のあなた様は、いかがでしょうか?

痛みには「負のスパイラル」と呼ばれる現象が知られています。
これは、一度痛みを感じると、その痛みをかえって強めるような作用が、無意識のうちに働いてしまう現象です。
具体的には次のような流れになります。

  1. 痛みが起こる(一次的な痛み)
  2. それを不快に感じる
  3. 筋肉の防御反応や、意識の先鋭化が起こる
  4. 痛みを一層強く感じてしまう(二次的な痛み)

肩こりによって不快さを感じている様子

認知行動療法という、よく知られた、慢性疼痛の改善法があります。これは、4.二次的な痛みを取り除く方法です。

具体的にどうするのかといいますと…

  1. 一次的な痛みを感じたときに…
  2. その痛みの強さを冷静に数値化することによって、客観視する
  3. それだけで、二次的な痛みを弱めることができる

というものです。この方法は、客観視するという意識の持ち方ひとつで、二次的な痛みを弱められることを意味しています。

しかも、こうして二次的な痛みがとれると、一次的な痛みも改善しやすくなります

しかしそれでも、一次的な痛みが快方に向かっていかない場合も多いです。その場合にはきちんと治療を受けに来ていただくことも重要です。

なぜなら通常は、症状が長引けば長引くほど、治りにくくなるからです。

腰痛・肩こり・坐骨神経痛などの慢性疼痛は、もともとは

  • 心理的なストレス
  • 不摂生による内臓の不調

から始まっている可能性が高いのですが、一度それが、痛みとして認識される状態に至ると、その時点ですでに、体の様々な部分に筋肉が緊張する癖が根付いています。
その癖が残ってしまうために、ストレスや不摂生をやわらげるだけでは痛みがひいていかないのです。

腰の痛みで悩んでいるイメージ

当院の整体は、このをいかに徹底的に改善するかを重視して、開発されました。

神経の流れを活性化し、お客様の体が、みずから自発的に癖を緩和するようになっていただくという方法です。

ご存知のように、よくある一般的な整骨や整体では

  • 骨を強制的にまっすぐに整えたり
  • 筋肉や筋膜を無理に引き延ばしたり

という、いわば癖を修正する方向へと外力をかける方法をとります。

体はこれに対して必ず反発を起こします。反発の程度が強い方の場合には、この方法ではうまく改善できません。特に難治性の症状では、反発が強いのが普通です。

ですから当院では、おからだの癖に対して、わずかの強制力もかけることはいたしません。
そのために、用いているのが気功法を応用した整体法「ちゅうしんセラピー」なのです。

ちゅうしんセラピーの施術の様子

世田谷の気功整体ちゅうしん整体院