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ちゅうしん整体院


ブロッコリー嫌いは、我慢が足りないせいではない!

こんにちは!ちゅうしん整体院 院長の村山です。今回も、私の大好きなサイエンスのネタから、最近ちょっと気になったことを皆さんとシェアしたいと思います。今回のテーマはブロッコリー嫌いの個人差についてです。


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味はどのように感じるか?

私たち人類は、食べ物の味を甘味、塩味、酸味、苦味、うまみの5種類の組み合わせとして感じていることが知られています。それは、それぞれの味をつかさどる分子が食べ物の中に入っていて、その分子をキャッチする受容体が、舌の味蕾とよばれる小さな器官の中に入っているからです。

これらの受容体は、それぞれ、キャッチできる分子の種類が決まっていて、たとえば甘味を感じるための受容体は砂糖などの中に含まれる甘さをつかさどる分子をキャッチできるわけです。キャッチすると、それが神経を通って脳へ至る信号を発するので、脳がそれを甘さだと感じるわけですね。


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実は苦味は複雑(いろいろな苦味の違いがある)

甘味やうまみを感じる受容体は、それぞれ2種類しかありません。つまり甘味やうまみにはニュアンスの違いがなく、ただ強度の違いがあるだけです。サクランボの甘味であっても、あんこの甘味であっても、甘味の味わいに違いはないということです。単に、より一層、甘味が強いかどうかの違いでしかないわけです。

しかし、苦味は違います。薬の苦味と、野菜の苦味で違ったニュアンスの苦味となるのです。その理由は、苦味を受け取る受容体が25種類あって、その25種類が受け取る分子の割合の違いによって、脳が感じる苦味の種類が変るからなのです。

さて、ブロッコリーがもっている苦味をつかさどる分子は実は一種類しかありません。この一種類の分子を受け取る受容体も一種類しかありません。ところがこの受容体をどれだけたくさん持っているかは、人によって個人差があります。それは、遺伝によって決まっています。だから、生まれつきこの受容体をたくさんもっていれば、それだけブロッコリーを苦く感じやすいし、逆に受容体をあまりもっていなければ、ブロッコリーをそれほど苦く感じないのです。

このように遺伝で決まっているのですから、それが原因でブロッコリーが苦手なのだとしたら、わざわざ我慢してブロッコリーを食べなくてもいいんじゃない?同じ栄養をほかの食べ物で補えばいいんじゃない?という気がいたしますがいかがでしょうか。

【参考】ブロッコリーに代用できる食材(ビタミンCとスルフォラファン)

ブロッコリーに含まれる栄養素は、カロテン、ビタミンC、B群、葉酸、カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、食物繊維などがあり、特にビタミンCにおいては、100g中に約120mgものビタミンCが含まれています、これは、みかんの4倍も多くビタミンCを含んでいることを意味しています。

とはいえ、ブロッコリー以外にもビタミンCを含む食べ物は多くありますので、代用は可能ですね。こちらでご確認ください。⇒ビタミンCの多い食品と、食品のビタミンCの含有量一覧表 使いやすい食材としては、ピーマン(赤・黄・緑いずれもOK)やカリフラワーがいいかもしれませんね。


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ブロッコリーの優れた点はビタミンCだけではなく、『スルフォラファン』が含まれているという点もあります。これは解毒力や抗酸化力を高め、ガン予防効果、ピロリ菌抑制効果があるとされています。このスルフォラファンはアブラナ科の植物全般に多く、確かにブロッコリーが含有量は高いのですが、ほかのアブラナ科の植物でも代用できます。たとえば、次のような食材が使いやすいのではないでしょうか?(詳しくはこちらのサイトをご覧ください⇒スルフォラファンを多く含む食材

  • 大根
  • 白菜
  • キャベツ
  • カリフラワー


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近年続々と明らかになってきている遺伝的な個人差

2003年4月はワトソン・クリックがDNAの二重らせん構造を明らかにしてから50年目。それを記念してヒトゲノム計画の国際研究チームはゲノムに含まれるDNAの全塩基配列の解読終了宣言を出しました。

ちなみに「ゲノム」と「DNA」という言葉の意味の違いですが、どちらも親から子へと受け継がれる遺伝情報ではありますが、「ゲノム」とはその情報そのものを指しており、「DNA」はその情報を具現化している物質的な実体を指しています(デオキシリボ核酸)。

さらに「遺伝子」といった場合にはDNAにおける様々な情報を含んだ断片のうちで、体内で産生されるたんぱく質をつくるために必要な情報を担っている部分だけを指して「遺伝子」といっています。つまり、体内に存在するたんぱく質の種類と同じ数だけの「遺伝子」が「DNA」の中に存在しているというわけです。

さて、解読終了宣言が出されたとしても、それは塩基配列という暗号の羅列が「TTCAGGTC・・・」(←でたらめです)と書き出されただけで、いわば、物質を文字に置き換えただけなのです。この文字列そのものが何を意味するのか?という部分の解読はまったく終わっていません。それどころか、ようやくそのスタートラインに立ったようなものだったのです。

その後、目覚ましい勢いでゲノムのもつ意味についての解読が進んでいます。ある研究例では、個人の性格の三分の二がゲノムによって定められており、残りの三分の一が環境によって、後天的に決まるものだそうです。これを見て、環境の要因が大きいとみるか小さいとみるかは微妙なところですね。私としては、環境も遺伝もどちらも想像以上に大きく影響しているととらえています。

今回とりあげた、ブロッコリーの味覚についても。単に「苦さ」という嫌な感情を喚起させる環境要因に対して、本人の性格が軟弱なために、我慢ができない、我慢が足りない、といったことではなくて、実際に味覚を感じるセンサーそのものに個人差があるということがわかっていれば、子育てにおいても、ただやみくもに我慢して食べなさい、などと親にとっても子にとってもストレスになるような接し方はしなくてすみますよね。

味覚にも性格にも、単なる精神論では片付かない、「遺伝子」という名の物質的な影響を無視することができないことが、どんどん明らかになってきているのです。


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